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沖縄の風習・文化

しまくとぅばルネサンス
 

沖縄国際大学公開講座
しまくとぅばルネサンス

編集工房 東洋企画
沖縄国際大学公開講座委員会
四六版 412頁
定価1,650円(税込)
ISBN978-4-905412-70-0
C0080
 
琉球諸島(奄美沖縄地域)における伝統的な言語が消滅の危機に瀕し、それらをいかに受け継ぎ、後世に伝えていくかが喫緊の課題となっている。沖縄県では2006年に「しまくとぅばの日」が条例化されており、またユネスコが2009年に「奄美語」「国頭語」「沖縄語」「宮古語」「八重山語」「与那国語」を「危機言語」に指定して継承への取組を促すなど、保存継承活動が活発にはなってきているが、実際に効果が上がっているかどうかは不明な部分が多い。 「しまくとぅば」あるいは「地域語」をめぐる現状と課題について、「言語」の視点のみならず、「芸能」「文学」「教育」「文化交流」といった様々な分野から考察を行う。さらに、琉球の地域は勿論のこと、台湾、香港など「地域語」と「中央語」との対立構造がある他の地域における現状も紹介し、琉球における言語復興運動(しまくとぅばルネサンス)に活かしていく方法を模索したい。
 
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